SiO-Programmer
SiO-Programmer はSIOコントローラのプログラミングやパラメータ、デバッグを行うためのソフトウェアです。
シミュレーション機能も付いていますので、Sioを購入する前に SiO-Programmer シミュレータ上で簡易的に動作確認をすることで、希望する制御の実現可能性をあらかじめ検証することが出来ます。
Sioコントローラは、シーケンス制御技術者になじみのあるラダー言語ではなく、日本語を選択するようなSUS独自のプログラム言語を使用してプログラミングを行います。
この独自のプログラミング方式は、全くシーケンス制御の知識のない方にとっては、取り掛かりやすいのかもしれませんが、普段PLCを扱っている方にとっては、非常に扱いにくくストレスを感じます。よって、予め導入前にSioをうまく扱えるようにシミュレータにてプログラミングの練習をしておいた方が良いと思います。
なお、SIO自体の機能がシンプルであるため、 SiO-Programmerの使い勝手も非常にシンプルです。パラメータ等の設定不要でいきなりプログラミングを行うことが出来るようになっています。
セットアップ方法
SiO-Programmer は無償で使用することが出来ます。
ダウンロード
SUSのWebサイトより、 SiO-Programmer を無償ダウンロードすることが出来ます。
Webページ移動後に以下のボタンをクリックします。
使用上の注意事項を読み「はい」をクリックします。
使用中のPCに応じてファイルを選択します。64bit版は下側です。
インストール
ダウンロードしたZIPファイルには、「setup.exe」ファイルが入っています。
回答後に、 setup.exe を実行します。
「次へ」をクリックして、インストール作業を進めます。
「次へ」をクリックして、インストール作業を進めます。
ユーザ名や所属を入力します。入力しなくても、次に進むことが出来ます。
インストールを進めます
確認し、インストールを行います。
インストール中です。
デバイスドライバのインストール
ドライバのインストールも行われます。
ドライバのインストール中です。
インストールが終わりました。
SiO-Programmer の起動
スタートメニューにショートカットが追加されています。
ソフト開始後には、以下の画面が表示されます。
ソフトを起動することが出来ました。
右上のメニューについて
「CTRL+S」等のキーボードショートカットキーを使用して 編集中のファイルを保存することも可能です。
I/Oモニタは実機接続中のモニタです。入出力の他に、内部FLAGのモニタを行うことも可能です。
シミュレータ時の強制入力用パネルです。
プログラミングを実行するRUNのON/OFF
や
I/O入力の議事入力が可能です。
まとめ
- SiO-Programmer はSioコントローラ用のプログラミングツールです。SIOのプログラミングとシミュレーションを行うことが出来ます。
- Sioコントローラのプログラミングには、ラダー言語を使用することが出来ません。SUS独自言語を使用してプログラミングを行う必要があります。
- SiO-Programmerは無償で使用することが出来ますので、Sio導入前にプログラミングを試してみて、うまく扱えるかどうかをチェックしてみる方が良いです。
以上です。
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