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PLC

【KEYENCE】リアルタイムチャートモニタの使い方

リアルタイムチャートモニタとは、KEYENCE製 KV Studioに内蔵されているビットデータ・ワードデータの変化をトレースするための機能です。

KEYENCEのリアルタイムチャートモニタの使用方法についてまとめたいと思います。

なお、このリアルタイムチャートモニタは実機PLCだけではなく、シミュレータに接続し使用することも可能です。

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リアルタイムチャートモニタの使い方

早速、使用方法を解説します。

まず、KV Studioを起動し、「メニュバー」→「モニタ/シミュレータ」→「リアルタイムチャートモニタ」を選択します。

KV Studioのリアルタイムチャートモニタを起動します。

別ウィンドウにて、以下のリアルタイムチャートモニタ画面が起動します。

KV Studioのリアルタイムチャートモニタ

リアルタイムチャートモニタの左側に、サンプリングしたいデバイスを登録する領域がありますので、手打ちでデバイスを入力することも可能です。

シミュレータ接続してサンプリングトレース

シミュレータ接続してサンプリングトレースを行う場合は、通信の設定が「シミュレータに接続」になっていることを確認します。

リアルタイムチャートモニタでのトレース開始

トレースを開始する際は、ツールバーのトレース開始ボタンをクリックします。

便利な使用方法

ラダー回路を選択した状態でリアルタイムチャートモニタを起動すると、選択範囲内に含まれているデバイスをサンプリング対象デバイスに登録した状態で、リアルタイムチャートモニタ画面を表示させることが可能です。

デバイスを手打ちしなくても済むため、非常に使い勝手が良いです。

トレース結果

以下のように、波形取得できることがわかります。

測定結果をCSV出力する。

測定したシグナルトレース結果をCSVファイルに出力することも可能です。

まとめ

KEYENCEのリアルタイムチャートモニタを使用してみました。

使い勝手はかなり良かったです。

参考