シーケンサとGOT表示器を、最もシンプル・安価・簡単に接続する方法の一つに、直接接続という接続方法があります。
今回は、シーケンサ・表示器側のソフトウェア側の設定について解説します。
なお、表示器とシーケンサを接続する際のハードウェアに関しては、以下の記事が参考になるかと思います。この記事よりも先にこちらの記事をちらりと見てみても勉強になるかもしれません。
上記の記事と同様に、今回もFX3GシーケンサとGT21モデルタッチパネル「GT2104-PMBDS」を1対1で直接接続をする場合の設定方法について解説します。
タッチパネル側の通信設定
三菱製GTO2000シリーズ表示器「GT2104-PMBDS」の設定のためには、MELSOFT GT Designer3が必要になります。
GT Deginer3とはGT Works3に含まれる表示器の編集ソフトです。
詳細は以下の記事を参考にしてみてください。
まずはGT Designer3を起動し、新規プロジェクトを作成する際、新規プロジェクトウィザードが起動します。
↑ 次へ
↑ GOT2000シリーズの「GT2104-P」を選択します。
↑ 次へ
「MELSEC-FX」とありますが、これは「MELSEC-F」のことです。
どちららが正式なシリーズなのでしょうか?
PLC側にはMELSEC-Fとの記載があります。
↑ 今回直接接続です。I/F(インターフェース)については、RS422/485/232を選択します。
おなじ GT2104-Pにも「GT2104-PMBDS2」は側面にrs-232通信ポートが用意されていますし、
今回の「GT2104-PMBDS」にはRS422が用意されています。
これらが標準I/Fということなのでしょう。
↑ 詳細設定の初期設定値です。何かしらの特殊な事情でもない限り、初期設定のまま使用するほうが良いと思います。
↑ 以上で設定が終了します。
これまでの作業での設定らしい設定といえば、表示器の機種選択と接続するシーケンサのシリーズ選択くらいでしょうか?
特に難しい設定はなかったと思われます。
設定を確認する。
念のため、GOT側のI/F接続設定を確認しましょう
メニューバー「共通の設定」→「I/F接続一覧」にて以下の画面が表示されます。
I/F-1がGOT側面の「9ピンコネクタ端子台」のことです。
「ナビゲーションウィンドウ」→「システム」→「接続機器の設定」からも内容を確認することができます。
シーケンサ側の通信設定
特に設定を行う必要はありません。
おわりに
直接接続の設定方法について解説してみました。
とっても簡単にショーケンサと表示器を接続することができるとおもいます。
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